旅日記福岡編


May.29-30.2004






福岡に行きたいと思ったのはもうずっと昔。

Olive全盛の頃だったか、

全国の雑貨屋さんなどのショップ情報の特集にアンティークのお店があったのは福岡だけだった。

それもとっても自分好みな古道具だった。

その頃からなぜか福岡はわたしにとって骨董の街。


こんなお店がある街って面白そう・・・

そう考えてから又数年、

昔務めていた会社のショップは全国にあるのだけれど、

上司がわたしに『福岡っていいんだよねー』とよく言っていたのだ。

何より人間がいいんだとのことだった。

ますます興味は深まったけれど、きっかけがなく年数がまた過ぎて。


ある日福岡にある北欧ものを扱う雑貨屋さんのことを知った。

たいして情報があったわけでもないのだけど、

なぜだかものすごく惹かれてしまったのだ。

そしていつか行きたい街から行く予定の街に変わった。


そんなある日福岡の女性からこれから雑貨屋さんをひとりで開きますが

うちの作品を置いてみたいというお誘いを頂いた。

しっかりした文面に好感を抱いたことと、

何より大好きな街からのお誘いにオープン前に取り引きの約束が決まっていた。


そうしてやっと念願の街へ行く理由は整い

たった1泊だけどまだ見ぬ大好きな街へ行くことが出来ました。




朝7時45分の飛行機で伊丹から一路福岡へ

あっという間に到着。


スムーズにJRに乗り換えて、

列車の旅気分で今度は久留米の向こう筑後吉井まで。

おにぎりと黒豆茶をお供に。




さて吉井の駅からはてくてくと徒歩で最初の目的地

『四月の魚』を目指す。

きっとku:nelでご覧になられた方も多いだろう元歯医者さんの建物で骨董屋さんをされているお店だ。




ああもうイメージ通りの建物が目の前にあります。


グレイに塗られたドアを開けて入るとそこは靴を脱いで上がる

懐かしい病院の入り口のなごりが。


 

玄関の照明が懐かしく、美しく。



一枚の絵のような窓のしたのふたつの椅子。





挨拶をしたあと、冷たい赤紫蘇のジュースを出して下さいました。

梅雨入りした蒸し暑い日にこれ以上のおもてなしはないです。

こんな心遣いができる余裕があるっていいなぁ。













ゆっくりとお店の中を見せて頂いて、

すこしお話をさせて頂き

天井の高い気持ちのいい空間を名残惜し気にあとにしました。


もうその建物自体も、店主のお眼鏡に叶って連れてこられたものが

贅沢にスペースを使って並べられた様も

ストイックになりがちなはずなのに

店主の方の人柄か漂う空気は暖かいという

時間をかけて訪ねる価値のある場所でした。

『四月の魚』を後に町並みそのものが骨董のような吉井の街を

少しぶらぶらと歩く。





ふらりと入った骨董屋さんで

この辺で美味しい店はと訊ねて、

来る道で見かけたメキシコ料理の店を勧められて

行ってみる。


この町並みでメキシカンなんて思いつかない感じだけれど、

なぜか食べてみたくなったのです。

勧めてくれた面白い骨董屋さんの店主(花森安治似)は

アメリカ人が作ってるなんて言ってたのだけど、

行ってみたらメキシコ人のシェフでした。

外人=アメリカ人か(笑)


気紛れに選んだお店でしたが、

それがなんと今まで食べた中で一番美味しいくらいで

なぜここにこんな美味しいファヒータが!と驚く。

ニューメキシコに住んでいた時、いやと言う程メキシカンを食べたけど

その中でも群を抜いて美味しかったのです。

タコライスの入ったシュリンプサラダも絶品で、

プリプリのエビの美味しかったこと。

もうひと皿持ってこーいと言いたいくらいでした。


また行くことがあるなら、必ずあのメキシカンのお店に行くと心に決めたのでした。




一両だけの黄色い電車に乗り、久留米まで。

駅も町並みに合わせて白壁づくりでした。




天神に戻り、今度はにぎやかな大名方面へ。


いつもお世話になっているTetteさんへ


美味しいと噂のクレープ屋さんの上ですよという目印に向かって歩く。

いわゆるクレープ屋さんとは雰囲気の違う

とても可愛い清潔感のある小さな窓のようなお店がありました。


初めて訪れたTetteさんは白い壁が明るくて、

随所にオーナーの遊び心のある

女の子って感じのお店でした。


ひとりで切り盛りするのにほんとにちょうどいいって感じの広さが

とってもいい感じ。


この辺りは路地に入ると小さなお店がちょこちょこあって

面白い界隈。


そんな一角にイラストレーターフクイユキさんのお店

ギャラリープ-ドリアンが。




普通に歩いていたら絶対見つけられない古いアパートの中に

秘密の花園のようにひっそりとあるのです。




お店の中にはフレンチアンティークが並んでいました。

この日は梅雨入りしたこともあり

本当に暑かった。




またてくてく警固方面へ

いろいろな国の古道具・骨董のお店として有名なUNTIDYさん









どこを撮っても絵になるのはさすが。





わたしが福岡に行こうというきっかけをくれたお店


TRAM





閑静な住宅街の中

ふっと現れる古いいい感じのアパートの一室に

あります。




いらっしゃい




7号室です。





 


 
 


北欧のデザイン性の高いアイテムが沢山揃っていながら

とても暖かい人間味を感じるお店です。


もうお店ごと欲しくなってしまうくらいに

選ぶ目が素晴らしい。


古いアパートでありながら大切に手入れしてこられたことが

部屋のあちこちから伺えます。

場所・人・モノ

このバランスが絶妙なのが福岡で訪れたお店のいいところだという気がします。


ここで久しぶりに物欲が爆発。

でも後悔しない物欲だからいいのです。




今日の予定は終了

後は美味しいものを食べて

みんなで楽しい時間を過ごすだけ。


まずは腹ごしらえ


ふらごはん






この夜集合した人々


福岡在住のイラストレーターpapaさん

おまめ部屋店主

martha店主

にぎやかに食べる、喋る、笑う。


 

お野菜などお惣菜が八寸のようにして出てきます。

メインはチキンの香草焼きや天然マグロかつなどなど


ごはんに味噌汁もついて

美味しい晩ごはん。


こんな店きっとみんなうちの側にあったらって思うはず。



古い民家を改装した店内は居心地良過ぎ。





ふら



お腹がいっぱいになったら

みんなでお茶を。


Tette店主も合流。



 

緑が瑞々しい。


 


暖かい光に包まれて。



絞り立てのジュースを



楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。


2日目へ

 


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