70年代・・・西部劇












1995. Rock Point.AZ

Chaby 


わたしがアメリカインディアンというものの存在をはっきり認識したのは、

1970年になったばかりの頃。

小学2年生くらいだったと記憶しているのだけれど、

ある日こっそりと自分の部屋に持ち込んだポータブルテレビで西部劇を見ていた。

コメディっぽい内容で、主人公の白人青年はなにかと問題を起こしては誰かに追い掛けられるのだが

最後には北軍の兵士たち(ブルーコート)に追われる。

ラストに近い頃、絶体絶命という所に追い込まれた主人公は

突然あらわれた騎乗の人々に救われる。

バラバラになって逃げる兵士たち。

『なんとかっこいい!!』

わたしの中でその馬に乗ったコマンチと呼ばれた人々は、

いままで見たどんなヒーローよりも格好のいい存在に思えた。


あの人たちは一体どんなひとなんだろう?

どんなくらしをしているのだろう?


もう一度その映画が見たくて、

まいにち新聞の番組欄をチェックしていた。

それは何年も続いた。

結局二度と見ることは出来なかったのだけど・・・


断片的に入る情報からインディアンという人たちは

自然と一体になって生きる人たちで、

厳しい自然で生き抜く英知を備えているらしい

というようなことを知ったわたしはさらに憧れをつのらせていった。


そんな中でも誰とも話題を共有することさえできないままだったけれど、


そして20年そんな気持ちは封印されていた。

ある映画を見るまで。


つづく




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